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“エッラ方面の鉄道運行再開”【2025年12月最新】

 

2025年12月27日

 

※本情報は2025年12月27日現在のものです。最新の情報をご確認ください。

2025年11月のサイクロンによる豪雨で被害を受けたスリランカ中部高原エリアでは、主要観光動線の一部が段階的に回復しており、特にエッラ=バッドゥーラ間の紅茶鉄道が再開したことで、南部高原観光は現実的な選択肢に戻りつつあります。一方で、ヌワラエリヤ周辺は引き続き慎重な判断が必要な状況です。

スリランカ中部の高原地帯は、紅茶畑と鉄道風景で知られる国内屈指の観光エリアですが、2025年11月に発生したサイクロンの影響により、広範囲で豪雨被害が発生しました。特に山間部では土砂流出や線路・道路の損傷が相次ぎ、観光列車として人気の高い高原鉄道も長期間にわたり運休を余儀なくされていました。

その後、復旧作業が段階的に進められ、陸路の通行再開に続いて、スリランカ鉄道は2025年12月20日からAMBEWELA以南の運行を再開しました。これにより、観光客から特に人気の高いエッラ=バッドゥーラ間のいわゆる紅茶鉄道が再び利用可能となっています。すでに再開していたコロンボ=キャンディ間(ランブッカナ折返/キャンディまで代行シャトルバスあり)と合わせると、スリランカ鉄道網の大部分が実質的に回復した形になります。

このエッラ=バッドゥーラ区間は、断崖沿いを走る車窓や広がる茶畑の景観が特徴で、スリランカ旅行のハイライトとして位置づけられてきました。運行再開により、エッラを拠点とした高原トレッキングや周辺観光と組み合わせた旅程が、再び組みやすくなっています。観光面では明るい材料と言えるでしょう。

一方で、避暑地として知られるヌワラエリヤ周辺については、依然として復旧工事が続いています。特にキャンディからナヌオヤを経由してヌワラエリヤへ向かう鉄道区間は、現時点では運行再開の見通しが立っていません。このため、ヌワラエリヤを中心とした滞在型観光や、従来の「高原鉄道完全縦断ルート」を目的とする旅行については、もうしばらく様子を見る必要があります。

現状では、エッラやバッドゥーラといった南部高原側を中心に旅程を組み、ヌワラエリヤ方面は陸路や将来の再開情報を待つという形が、最も現実的な選択肢と言えます。復旧状況は天候や工事の進捗に左右されやすいため、最新情報の確認を前提とした計画が欠かせません。

今後もスリランカ鉄道や当局から新たな発表があり次第、状況は変化していくと考えられます。高原観光を検討している方は、再開した区間と未復旧区間を正確に把握したうえで、無理のない行程を組むことが重要です。

執筆者: Sara Hashimoto

 

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