“スリランカのETA事前取得義務化の延期”
2026年01月25日
※本情報は2026年1月25日現在のものです。非常に重要な内容ですので、最新の情報をご確認ください。
当初、2025年10月15日から観光目的のスリランカ渡航者に対し、ETAの事前取得が完全義務化されると発表されました。しかし、直前の状況変更により、この措置の導入は当面の間延期されることになりました。そのため、現在は以前と同様に、空港到着時にETAを取得する「アライバル申請」が引き続き利用可能です。
完全義務化の延期とその経緯
スリランカ旅行を計画している方にとって、混乱を招きやすい状況が続いています。2025年10月初旬に一度は「アライバルETAの完全廃止」と「事前オンライン申請の義務化」が公式にアナウンスされましたが、観光業界への影響やシステム運用上の配慮から、スリランカ政府は急遽この方針を保留としました。現在は「追って通知があるまで延期」というステータスになっており、渡航者は事前申請か到着時申請かを選択できる柔軟な体制が維持されています。
今回の延期措置は、入国プロセスのデジタル化という目標を維持しつつも、旅行者の利便性を損なわないための暫定的な判断です。すでに在外公館や航空会社を通じて「義務化」の案内を受け取った方も多いかと思いますが、2026年1月現在の実務上は、ETAを事前に取得していないからといって搭乗や入国が拒否されることはありません。
ETAの仕組みと事前申請の推奨
ETAとは、スリランカに短期滞在する旅行者向けの電子渡航認証制度です。観光、商用、乗り継ぎなどの目的で渡航する場合、オンラインで事前に申請を行うことが推奨されています。申請時にはパスポート情報、入国予定日、滞在先の情報を入力し、承認を受けることで入国審査がスムーズになります。
事前申請を行った場合、審査結果は通常数日以内に通知されます。義務化は延期されましたが、空港での手続き時間を短縮し、スムーズに入国するためには、出発の1週間から2週間前までにオンライン申請を済ませておくことが引き続き推奨されています。
アライバル申請の継続と注意点
今回の延期で最も重要なポイントは、空港でのアライバル申請が当面の間継続されることです。事前申請が間に合わなかった場合や、急な渡航が決まった場合でも、到着時の手続きで入国が可能です。ただし、スリランカ政府は将来的な完全オンライン化を依然として目指しているため、今後予告なくルールが再変更される可能性は残っています。
また、無償ETAの対象国であっても手続きは必要です。無料であっても、ETAという認証自体は必要であるため、オンラインまたは空港での申請のいずれかを行う必要があります。費用がかからない場合でも、入国管理上の承認プロセスを省略することはできません。
滞在中のルールと準備のポイント
承認されたETAは、原則として30日間有効です。滞在日数がこれを超える場合は、現地で延長手続きを行う必要があります。承認メールをスマートフォンに保存するか、紙に印刷して持参しておくと、チェックインや入国時の確認がスムーズになります。空港での混雑を避けるためにも、可能な限り事前申請を利用することが望ましいことに変わりはありません。
この延期措置により、旅行者は従来通りの方法で入国できますが、現地の最新情報には常に注意を払う必要があります。スリランカ政府は観光客の受け入れを重視しており、より円滑な入国体制の構築を模索しています。
渡航前に最新情報の確認を
スリランカには、シーギリヤ・ロックをはじめとする古代遺跡、豊かな自然、美しいビーチなど、数多くの魅力があります。こうした観光資源を安心して楽しむためにも、渡航前にはETAの最新の運用状況を確認し、余裕を持った準備を心がけることが大切です。
2026年1月現在、スリランカ入国における空港でのETA取得廃止は延期されています。事前申請が推奨されますが、到着時の申請も可能です。二転三転する情報に惑わされず、最新の公報を確認することが、快適なスリランカ旅行への第一歩となります。
執筆者: Sara Hashimoto
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