Sara's Travel Column

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ヤンゴンの治安悪化をどう見るべきか

2023年1月22日(3月1日更新)

スリや強盗に注意。移動は専用車かホテルで手配したタクシーで。治安当局は外国人に何もしない


現在バガンやインレー、ガパリは平常通りの観光に戻りつつあります。日本同様国内観光客からはじまり、外国人旅行者の数も増加しています。 ただ、バガンなどの観光地とは対照的に、ヤンゴンの治安悪化というタイトルのニュースを多く目にするようになりました。アジアのなかでももっとも治安の良い国のひとつと評されたミャンマーがどうしてこうなってしまったのか、端的にいうと経済の悪化が原因ということになるのでしょう。観光地を訪れる人の中には、ヤンゴンスルーでバガンへ直行する人が多いようですが、もしヤンゴンも含めるとなりますと、観光客が気をつけなければいけないのは、スリや強盗などになりますが、ご旅行中に被害に遭う確率としていえば、他国とそう変わらないと思います。夜間外出する際は車で移動しましょう。

あくまで観光という視点で言いますと、スリは密集した場所、強盗はひと気のない場所(または時間帯)に出没します。ですので、そういった場所を避ける、行く場合にはセカンドバックやカメラを持ち歩かない、スマホは手に持たない、持っていくお金は少額のみ、なるべく服装は地味に目立たないように、そして常に周囲に目を配って注意を怠らない(これがもっとも有効です)と、できることはいくらでもあります。
また、1990年代頃までのアジア旅行には、安全のためにクリップ式のズボンの内側に隠せる財布を使用したり、靴の中に紙幣を入れたり、トラベラーズチェックを利用したりしましたが、そこまでの対策が必要かというと、必要ないのではないかと思います。あくまで以前と比較して「悪化した」ということです。

最近、夜間歩いていて強盗被害に遭ったというニュースがありましたが、夜なのに外国人であることが分かってしまってるという時点で、つけ入るスキを見せていることになります。ミャンマーに限ったことではありませんが、ガイドブックや外務省から発信される情報をよく読み、注意してより安全な方法を選択すれば自ずと被害に遭うことは避けられるはずです。

また、治安当局についてですが、政治目的でない限り、外国人観光客に対して不当な扱いをすることはないと思いますが、ヤンゴンでは軍・警察関係者や政府関連施設などにカメラを向けないようにし、観光中の撮影もできるだけ携帯で撮るなどの注意が必要です(バガンやインレーなどでは一眼レフなどの大きなカメラでまったく問題ありません)。

それから、ヤンゴンでの車両の移動は旅行会社などで手配した専用車両か、ホテルのフロントでタクシーを呼んでもらうようにし、流しのタクシーは極力使わない方が良いと思います。 バガンやインレー、ガパリでは以上のようなことはありませんが、ヤンゴンにつきましては詳細をまとめて改めてご報告したいと思います。

 

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