Sara's Travel Column

バガン&インレー旅行情報コラム

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ミャンマー・バガン・現在

2023年3月13日

観光はほぼ全面再開。フライト数が回復傾向も、外国人向けレストランは休業のところも




まず、外国人観光客が今年2023年初頭から増えてきましたが、現在はまだ主に国内旅行客が多いです。ミャンマー人は国内線よりもバスなどで来る人が多いので、ヤンゴン⇔バガン線のフライトなどはかなり減便されていましたが、現在週4便→7便に増便されるなど徐々にフライト数が戻ってきました。また搭乗率も満席に近い状態になっていますので、今後はさらに増便されるものと思われます。

国内旅行者に目を向けますと、バガンを訪れたことがあるミャンマー人はインレーやガパリに旅行する人が多く、バガンははじめてという若者が増えています。その中で、縞模様のスカートがバガン土産に爆発的な流行となっていて、若い女性が着ているのをよく目にします。

夕日の時間帯になると、以前のように高台に観光客が集まるようになりました。ただ、ミャンマー人観光客はいちばん綺麗に見えるタウンビーのサンライズスポットは知らないようで、朝日観賞は貸切状態です。

また、1週間ほどもつボディペインティングがコロナ前から人気がありましたが、現在女性だけでなく男性もするようになり、こちらも大人気です。 それから、結婚式用の写真撮影をする姿を多く見るようになりました。これなども新しい潮流といえるかもしれません。

バガンのパゴダですが、この3年で新たに修復されたパゴダや寺院が増えましたが、また近いうちにご紹介していきたいと思います。

一方、バガン域内での観光ですが、レストランは外国人がメインだったところの多くはまだ休業していますが、ウェジーイン村のQUEEN、オールドバガンのTreasureなどは営業しています。夕食をホテル以外でとられる場合には外国人もミャンマー人も入っていて、ミャンマー料理から中華など幅広く注文できるレストランにしましょう。 ホテルは、オールドバガンのバガンタンデ、ティリピセヤ、タラバーゲートあたりが良いと思います。アナンタバガンも発電機が常時稼働していて問題なさそうです。停電が多いので、ホテル選びの基準は「24時間電気があるか」が重要なポイントになります。アゴダなどで予約できるホテルやローカルのミャンマー人旅行客で稼働率が高いホテルが良いように思います。

人気のアクティビティだった気球遊覧は、Balloons Over Bagan,Oriental Ballooningが3月まで毎日運航、Golden Eagleはテスト運航のために1月いっぱいまで、2023年10月から本格稼働だということです。なお、操縦はコロナ前同様欧米のパイロット、料金は170ドルとコロナ前の半額以下です。 その他トゥクトゥクやEバイクも多くの場所で利用可能となっています。

ちなみに治安当局につきまして、オールドバガンの奥に軍の迎賓館があるために軍人がゲート前にいますが、検問や巡回などはありません。

それから、私の会社ではおすすめしていなかったのですが、実際には日本人のバックパッカーの方など、高速バスで移動される方がかなりいらっしゃるようで、JJ Express,Bagan Min Thar,Ok Expressなどは問題なく利用できているようです。ただ、JJ Expressのサイト上での決済はエラーが出るという報告を受けています。また、長距離バスでの移動の際には軍のチェックポイントがあり、パスポートをチェックされますが、特に問題などはは起きておらず、外国人にはやさしいようです。 個人的には空路が無難だと思いますが、ご旅行予定の方は参考にされてください。

 

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