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人気のカックー遺跡の魅力とは?

2020年7月6日

カックー遺跡の見どころは


最近テレビ番組でもおなじみになったシャン州にあるカックー遺跡ですが、サラトラベルでもヤンゴンは要らないから バガンとカックーには行きたいという人がいるほど人気が高い観光地となっています。

外国人に開放されるようになってからまだ20年しか経っていない遺跡ですが、 2478基もの仏塔がところ狭しと立ち並ぶ様は圧巻で、多くの人を惹きつけるようです。 また、風が吹くと尖塔部にある鐘が一斉に鳴るので、奏でるハーモニーは何ともいえない心地よさを響かせてくれます。

パオ族の聖地


カックー遺跡は正式名称を、Mwe Taw Kakku Pagodasといいますが、もともとこの周辺を居住地域としたパオ族の聖地です。 かつては反体制武装勢力の支配地域でしたが、軍政時代に和平を結び現在普通に観光できるようになりました。 ですので、今でも管理組合やホテルなどはパオ族の自治組織に委託されています。 ヤンゴンやバガン、マンダレーなどと異なる民族であるというのがシャン州やカックーの魅力のひとつと言えるかもしれません。

カックー遺跡への行き方


行き方は、ヤンゴンから空路で1時間10分の距離にあるヘーホー空港が拠点となります。 マンダレーやバガンからも30~40分のフライトでヘーホーまで付きます。

ヘーホー空港からカックーまでは車で約2時間の距離です。インレー湖の湖辺の町ニャウンシュエからも行けますがやはり車両が必要となります。 通常は湖上ホテルかニャウンシュエに宿泊することがほとんどですので、空港発~カックー~宿泊地 または逆ルートというのが多いと思います。

ヤンゴンから日帰りでという方も時々いらっしゃいますが、ヘーホー空港周辺は霧が発生する日が多く、 霧がたちこめると午前10時頃まで滑走路が閉鎖となりますので、観光どころか復路のフライト時刻もぎりぎりとなりかねません。 やはり宿泊されるのが無難だと思います。

以前はタウンジーでパオ族のローカルガイドに同行してもらわなければ遺跡観光ができませんでしたが、現在は不要です。 ただ、カックー遺跡はパオ族の聖地ですので、日本語ガイドがいたとしてもタウンジーでパオガイドを手配した方が 旅の雰囲気が変わると思います。 昼食は遺跡の前のレストラン、ローカルレストラン、タウンジー、エイタヤーワイナリーなど何ヶ所か選択肢がありますので、 時間と相談の上決められてください。

またヘーホーを通る場合にはエイタヤーワイナリーを通りますので、ワインや地ビールを楽しむこともできます。 それからタウンジーの近くには眺めの良いパゴダを通りますので、休憩がてらぜひ寄ってみてくださいね。

 

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