日帰り客の多い日中は避け、宿泊して夜と朝のノスタルジックな九份を満喫

どうせなら宿泊料が比較的安い九份に泊まって静かな老街を散策しよう

台湾観光、なかでも台北をメインに旅行する方にとって、真っ先に候補に入ってくる九份ですが、週末午後ともなるとものすごい人であふれています。

交通網も渋滞の嵐で、道路だけでなく、ローカル列車の平渓線などもぎゅうぎゅう詰めの満員となります。周辺に観光地が凝縮された魅力ある場所なので仕方ありませんが、せっかくノスタルジックな街並みが見られると思ったのに、がっかりしたという声も聞かれます。

そこで、私が推奨するのは九份には夜に行って、1泊して翌日帰るというのがベストです。
実は九份は台北に比べて繁忙期でも比較的宿泊料金が割安だったりしますので、どうせなら泊まってしまう。そして、1日目の日中は十分あたりを観光して、2日目は猫村とか金瓜山方面を観光して、台北に戻る。というのが良いルートです。

わたし自身も何度か九份に泊まってみましたが、夜の遅い時間は人も少ないですし、そもそも九份を訪れる人のほとんどは、短時間の観光なので老街の坂は大混雑するものの、食事目的でベストポジションのレストランに入ったらがらがらだったとか、よくあります。

そのうえ、明け方の九份からの景色はえもいえぬほどきれいですし、宿泊客しかいないので、ゆったりじっくりと散策することができます。
旅行のプロからすると、夜から朝にかけてが、九份の真骨頂だと思うので、台北に3泊ぐらいされる方などは、中日を1泊九份に泊まってノスタルジックな夜を過ごしてみては如何でしょうか？

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