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Q
A
パスポートの残存有効期間が予定滞在日数以上あり、帰国または第三国便の予約済み航空券があれば、90日以内の観光旅行はビザ不要。
Q
A
日本から台湾へは、直行便で台北桃園国際空港(TPE)や台北松山空港(TSA)などへ行くことができる。
直行便の所要時間の目安
・羽田空港・成田空港から約4時間
・札幌から約4時間30分
・名古屋・小松・大阪から約3時間
Q
A
日本のほうが1時間進んでいる。日本が午前9時の場合、台湾は午前8時となる。
サマータイム制は導入していない。
Q
A
表記は繁体字となる。
タクシーでは漢字での筆談で、だいたい理解してもらえる。ペンとメモを持っていこう!
Q
A
通貨は台湾元で、ニュー台湾ドルともいわれる。「NT$」のほか、「TWD」と表記されることもある。
Q
A
両替は空港や銀行、ホテルのほか、町なかにある商店やの両替所で行える。
Q
A
台湾は日本のように飲酒習慣が一般的でなく、お酒を置いていない飲食店も多い。日本にいるつもりで飲みすぎないように注意。
Q
A
本来チップの習慣はないが、重い荷物を運んでもらったり、何か特別な用事を頼んだりした場合はホテルのポーターやルームキーパーに50元〜100元程度が目安。
レストランでは料金にサービス料が含まれていることが多いので不要。
Q
A
台北から主要都市を結ぶ台湾新幹線は、台中・台南・高雄(左営)などに停車。在来線と新幹線の駅は離れている都市が多いので注意が必要。太魯閣や台東方面へは、海岸沿いを特急が通っている。離島へも国内線が運航していて便利。
Q
A
ペットボトルに入った飲料はもちろん、飴、ガムなども含まれるので注意。
違反者にはNT$1500~7500の罰金が科せられることも。
Q
A
台湾のホテルはトレイにトイレットペーパーを流せないところが多い。備え付けのサニタリーボックスに捨てましょう。
Q
A
島国である台湾はスペースを最大限利用している宿泊施設が多い。そのため壁が薄くて隣りの人の話し声が聞こえたり、窓がなく圧迫感のある客室がとても多いです。苦手な人はホテル選びに気を付けよう。
Q
A
2025年1月からグリーンツーリズム政策により、ほとんどのホテルで客室の使い捨て備品(歯磨き、歯ブラシ、櫛、シャワーキャップ、剃刀、棉棒など)の提供がなくなりました。
年間を通して比較的雨量の多い台北と、雨季と乾季がはっきり分かれる高雄などでは気候が異なる。
自然美を楽しむ旅行ではできれば雨季を避け、乾季に訪れたい。特に南部では10月から4月ごろまでがベストシーズンといえ、気温も過ごしやすい日が多いのでおすすめ。台中は10月~3月までが乾季、花蓮や台東は12月~4月ごろまでが理想。
1日目
台北市内観光
2日目
十分・九份
3日目
金瓜石・新北・北投温泉
4日目
台北でショッピング、グルメなど
台北と周辺観光を満喫する4日間のモデルコース。まず初日は台北市内観光へ。夜市も忘れずに満喫しましょう。
2日目は十分から九份方面へ。できれば時刻を調べて平渓線のローカル列車を利用するとより旅情が出るでしょう。
猫好きの方は猫村にも寄りましょう。
十分でランタン上げからの九份では夜景を眺め、九份で宿泊。
3日目はそのまま金瓜石へ。金山の盛衰を目の当たりにしながら、十三層遺跡のあとは奇岩めぐりへ。
自然の不思議さを感じたら、北投温泉の日帰り入浴。宿泊せずともハイエンド気分に浸って台北へ。
最終日は故宮博物院やグルメ、ショッピングをご堪能。
1日目
宜蘭・礁渓
2日目
太平山
3日目
花蓮・太魯閣
4日目
台北市内観光
サラのイチ押しの台湾東部の旅。美しい自然を楽しみながら、温泉に泊まってまったりしてしまおうという贅沢なご旅程。
初日はなるべく早く台北を出て宜蘭を観光、台湾人に人気の温泉地 礁渓にご宿泊。
翌日はトロッコ列車と情緒あふれる見晴古道をハイキング。できたらそのまま花蓮に向かって泊まりましょう。
3日目は太魯閣観光へ。壮大な自然美を満喫し、花蓮では散策がてら名物レモンジュースも。
特急で台北に戻って、翌日は台北でショッピングや市内観光を。
台湾東部の豊かな自然が余韻に残る旅路になることでしょう。
1日目
台北~澎湖本島
2日目
澎湖離島~高雄
3日目
高雄市内観光
4日目
恒春・墾丁
離島と墾丁という台湾屈指のリゾートを一度にまわってしまおうというアクティブな4日間。
台北はもう飽きたという方向けの行程です。
まず台北松山空港から朝便で澎湖・馬公空港へ。そのま本島を1周しましょう。
宿泊は翌日を考え馬公港周辺で。
2日目は七美島・望安島方面のクルーズへ。夕方便で高雄に向かい、市内ホテルに宿泊。
3日目は高雄市内観光。旗津地区も忘れずに訪れましょう。
この日は墾丁に移動して四重渓や墾丁リゾートに泊まっても良いかもしれませんね。
翌日は海洋生物館、恒春古城、墾丁の最南端の岬を柱に南部のリゾートを満喫しましょう。
フライトに間に合うように高雄に戻って充実のリゾート4日間が終了。
市内観光以外を楽しみたい方向けのオリジナルルートです。
台湾の成り立ちはわかっていない部分が多いですが、古くは三国志に台湾とみられる記述があるとされています。
16世紀になって倭寇の活動が活発になると、台湾に拠点を持つなど、日本人や漢族の移住もはじまります。
17世紀になり、スペインやオランダが進出し領有を開始しますが、「国姓爺合戦」で知られる平戸生まれの軍人鄭成功が、清に対する抵抗の拠点を台湾に築き、オランダを駆逐します。鄭政権は清に滅ぼされますが、清は台湾を「化外の地」として重視しなかったために、支配国のない状態が続きます。
19世紀に入り国防上の観点から台湾が重要な島だと認識されはじめると、近代化の波にのみ込まれるようになり、日清戦争で日本が勝利すると、下関条約により日本に割譲されます。
この後1945年の敗戦まで日本の統治時代が続きます。
日本は当初抗日運動を弾圧するなど厳しい対応による植民地政策をとりますが、次第に同化政策を採用するようになり、後藤新平や八田與一に代表されるように、上水道の整備や灌漑政策など台湾に対し自国と同様の内政を行うようになります。
また、教育制度や都市化を推進するうえで、模範たろうとする日本人が多かったためか、日本統治時代の日本人のイメージはアジアの中では台湾がもっとも良かったようです。
戦後、中国共産党と対峙する蒋介石の国民党が台湾を編入し中華民国として統治すると、台湾人に対する激しい弾圧が行われます。
これは息子の蒋経国の時代も続きますが、その死後を引き継いだ李登輝によって民主化へと舵をきります。
李登輝の総統就任は台湾のひとつの奇跡ともいえ、台湾史の大きな転換点となりました。
強い日本びいきであったために国内で批判されることもありましたが、民主化を推し進め、一国二制度に対し、台湾は「主権国家」だと主張し二国論を展開するなど、台湾人のアイデンティティーを世界に発信し、多くの国に対台湾関係を見直させるきっかけになりました。
また一方で、日本に対しても、日本の将来を危惧する発言を度々するなど、その愛情のこもった言動から日本の幅広い層で李登輝氏のファンは多く、日台関係においても非常に大きな役割を担ったと言えるでしょう。
日本では、古くは台湾のことを「高山国」「高砂国」と呼び、統治時代に改称した地名にも、「松山」「花蓮」「高雄」など、美しく響きの良い名前のものが少なくありません。
日本が名づけた名称が現在でもそのまま使われていることからも、日台関係のポジティブなイメージが垣間見えるのではないでしょうか。